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2007.04.06 (Fri)

今更ですが・・・鴨志田穣氏のご冥福をお祈りいたします。

鴨志田さんは、漫画家 西原理恵子さんの元旦那様で、
フリーカメラマンのお仕事をなさっていた方です。


夫が西原理恵子さんのファンで、
著書を数冊持っていたおかげで、
作品に登場する鴨志田さんを知り、
Ozmall

[Ozmall カモのがんばらないぞ]
http://www.ozmall.co.jp/entertainment/kamo2/vol15/

このエッセイは知らないのですが、
東京にいた頃はよくOzmallのメールマガジンを読んでいたので、
担当者の勧めにより、合コンを繰り返すというエッセイを書いてらっしゃいました。
挿絵は、今をときめくリリー・フランキー氏。



本日、新聞を読んでいたら3面の死亡欄の近くに、
「鴨志田穣を追悼する会」の記述を発見して、びっくり。



3月20日に亡くなっていたそうですね…。


かなり人間としては危うい人格の方で、
西原氏と出会う前は、落伍者的にタイの貧民的な生活をし、
その後は西原氏のヒモ(自称)と自虐的にアルコール依存症な生活、
酒乱と家庭内暴力により離婚したものの、体を壊して入退院を繰り返す・・・
というエッセイまでは読んでいました。

離婚したものの、西原氏とは
家族的なつながりは持っていた・・・西原氏が喪主を勤めたそうです。

不思議な縁・・・ですね。


偶然ですが、西原氏の旅行記しか読まなかった私が、
最近は、彼女の叙情的な一面が高く評価されている、
ストーリー漫画の方を読むようになりました。


パーマネント野ばら


この作品に出てくるヒロインはばついち子持ち。
母親は町で1軒しかないパーマ屋。
今は再婚の夫がいるが、自分より年上で見栄えのしない愛人に
夫を寝取られてしまっている。
ヒロインの友人であるキャバクラの社長は、
夫とフィリピーナが駆け落ちしてしまう。

そんな、一般の尺度で見たら不幸な女たちが次々とでてくる。

孤独で寂しくて、不幸な女。


しかし、強い。


たくましい。


明日に向かう力のある女性たち。



シンプルだけど、シンプルに言い表せない
西原の独特な叙情ワールド。



彼女の作品には、故郷の風景は、
猥雑で粗雑でどこか寂しくて、でも強くて・・・という
独特の風合いでかかれることがあります。

普段は毒舌な彼女が、漫画で故郷を語るとき、
そこに女の幸せの儚さを感じて、胸が締め付けられる。

結婚で幸せになれない女たちがいて、
でも自分なりに悲しくても強く生きる女たちがいて。

彼女の母親も離婚、再婚をしたようですが、
ダメンズウォーカーのごとく翻弄される故郷の女たちと同じく、
ろくでもない男に引っかかった・・・と漫画でよく描いていました。


しかし、病気の元夫の世話をし、子供たちと会いに行き、
最後は復縁を匂わしていた西原氏。
きっと、ろくでなし男・・・であっても、西原氏には他人にはわからない、
鴨志田氏の良さや悩みを深く理解していたのではないでしょうか。

たとえ、自分が世間一般の幸せな妻では、ないにしても。

そこには、私には理解できない、
女としての先輩の観察眼と慈愛を感じずにはいられません。

改めて、ご冥福をお祈りしたいと思います。


[毎日かあさんの公式サイトのお知らせ]
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/etc/riezo/


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22:53  |  カテゴリ未分類  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

そうなんですよね・・・

西原理恵子さんは高知の出身だと言う事を知って、作品を読み始めました(図書館で・・・)。

どの本を読んでも、えげつないのに何だか泣けてくる物ばかりで、私も大好きなんです。

鴨志田さんも、ぶっ壊れかけてるけど、なんだかんだ言いながら西原さんと生涯仲良くやってくんだろうなと勝手に思っていただけに、今回の訃報は本当に驚きました。

あの夫婦の壮絶な、でもなんだか愛のある攻防を見られなくなるのも残念です。
chamy-kin |  2007.04.07(土) 13:17 | URL |  【編集】

Re:そうなんですよね・・・(04/06)

chamy-kinさん

>西原理恵子さんは高知の出身だと言う事を知って、作品を読み始めました(図書館で・・・)。



そうですね。

高知には行ったことがないのですが、

私の高知の女性のイメージが「強そう」なのは、

彼女の影響かもしれません。



>どの本を読んでも、えげつないのに何だか泣けてくる物ばかりで、私も大好きなんです。



下品だけど、切ない・・・組み合わせの妙ですかね~。



>あの夫婦の壮絶な、でもなんだか愛のある攻防を見られなくなるのも残念です。



せっかく、関係が戻りつつあったのに、本当に残念ですね。



自宅にある、「ドイツで結婚式を挙げる旅行」と取り上げた「できるかな」のシリーズが読みたくなりました。
熟子 |  2007.04.07(土) 23:37 | URL |  【編集】

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