2008.02.23 (Sat)
容疑者Xの献身に耳をすませば

東野圭吾「容疑者Xの献身」
・・・を読みました。
図書館で借りられたので。
島にある分館の図書を取り寄せたらしく、
巻末に「ブックカード」が付いていたのにビックリー。
使っていないようだけど。
ブックカードで思い出したけど、
それがストーリーのきっかけになるアニメが
偶然にも地上放送していました。

スタジオジブリ「みみをすませば」

原作
柊あおい「みみをすませば」
映画は少し見たけど、柊あおいらしいなぁーと。
「銀色のハーモニー」を連載中に2~3度読んだけど、
ヒロインがイイコちゃん過ぎて、イマイチだったのを思い出す。
そして、なぜか色々な人にモテるんだよね~~
何の努力もしてないのにさ。ただ素直でいるだけで。
・・・ヒネた少女でした。私。
当時は一条ゆかりの「女ともだち」と「ちびまるこちゃん」
目当てで友達から借りていました。
中村うさぎのエッセイで読んだけど、
少女時代に一条ゆかりの洗礼を受けた女子は、
人生―というか恋愛に過剰なロマンを求めてしまい、
結果的に結婚には不向きな体質になるという。
うーん、分かれ目はココであったかー。
私は結婚はしているけれど、恋愛はしたことないと思う。
身を焦がすような、情熱的な恋愛、という意味で。
今でもそれが「恋愛」だと思っている。
・・・重症だ・・・。
まぁ、「恋愛」と「結婚」は別かもしれないけどね。
少なくとも、りぼんの少女マンガの大半は、
「恋愛」が「結婚」へのベクトルを描いていたと思うし。
ヒロインのほとんどが、将来に思い描くのは、「花嫁」だったと思う。
―少なくとも私はそう感じた。
この日記をよむ女子に思春期の方がいるとは思わないが、
【一条ゆかりは、ほどほどに】
そう申し上げておこう。
話は戻り、「容疑者Xの献身」の原作。
「ガリレオ」のドラマを見た所為か、
どうしても、湯川学の科白を
福山のイメージで読んでしまう~
ちなみに、読書感想。
東野圭吾の作品はイマイチ私に合わないカモ。
読後感がスッキリしない、嫌なものが残る・・・そんな感じ。
テーマが重過ぎるのかなー。
レイクサイド、名探偵ガリレオと読んだけど、
心に引っかかる感じがしなかった。
残念。
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松風 |
2008.02.26(火) 02:21 | URL |
【編集】
>ベルバラ信者の私も恋愛=気合いを入れて覚悟をするものと刷り込まれてるかも・・・
そう・・・あのころの漫画って、
「恋愛は命をかけるもの」みたいな
大ロマンでしたからねぇ(苦笑)
そんな恋愛、そこら中に転がっているかっつーの。
>中高生の頃に読んでいた別冊マーガレットも『片思いの成就』の話が多かった気がします。
逆はないですよね。
モテテモテテ困っちゃう。
押されているうちに、誰かとカップリング、みたいな(笑)
>反対に『交際の維持の大変さ』を描いた作品は少なかったなあ・・・
現実は、そこがキモなのにね・・・。
あ、でもレディコミは結構そうかも。
やっぱり、肉体関係に至らない精神的な恋愛って、
純粋な片思いが成就する、で終わりなのが正解なのかなぁ。
そう・・・あのころの漫画って、
「恋愛は命をかけるもの」みたいな
大ロマンでしたからねぇ(苦笑)
そんな恋愛、そこら中に転がっているかっつーの。
>中高生の頃に読んでいた別冊マーガレットも『片思いの成就』の話が多かった気がします。
逆はないですよね。
モテテモテテ困っちゃう。
押されているうちに、誰かとカップリング、みたいな(笑)
>反対に『交際の維持の大変さ』を描いた作品は少なかったなあ・・・
現実は、そこがキモなのにね・・・。
あ、でもレディコミは結構そうかも。
やっぱり、肉体関係に至らない精神的な恋愛って、
純粋な片思いが成就する、で終わりなのが正解なのかなぁ。
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中高生の頃に読んでいた別冊マーガレットも『片思いの成就』の話が多かった気がします。
反対に『交際の維持の大変さ』を描いた作品は少なかったなあ・・・